株式会社エスイーでは、グループ会社の株式会社アンジェロセックとベトナム子会社であるVJECが持つ高いBIM/CIM技術を活用した、BIM/CIMモデル作業業務受託の取組みを始めました。
BIM/CIMとは
BIM/CIM(Building/Construction Information Modeling, Management)とは、建 設事業で取扱う情報をデジタル化することにより、調査・測量・設計・施工・維持管 理等の建設事業の各段階に携わる受発注者のデータ活用・共有を容易にし、建設事業 全体における一連の建設生産・管理システムの効率化を図ることである。受発注者の 生産性向上を目的に、直轄土木業務・工事に BIM/CIM を適用し、取り組むものとする。
~国土交通省「直轄土木業務・工事におけるBIM/CIM適用に関する実施方針」
BIM/CIM適用の流れとして、業務・工事ごとに発注者が活用目的を明確にし、受注者が3次元モデルを作成・活用します。2020年4月、国土交通省は「2023年までに小規模を除く全ての公共事業にBIM/CIMを原則適用」することを決定し、2023年度より原則適用が開始されました。
活用目的の設定にあたっては、業務・工事の特性に応じて、義務項目・推奨項目から発注者が選択します。
(国土交通省「第12回BIM/CIM推進委員会 資料1 R6.7.26 」より抜粋)
(国土交通省「直轄土木業務・工事におけるBIM/CIM適用に関する実施方針
別紙ー1 義務項目、推奨項目一覧」より作成)
国土交通省は、BIM/CIMにより各段階でのデータの連携・活用を図ることにより、各種作業の自動化、効率化を目指しています。
今後も、BIM/CIMの活用範囲は拡大していくものと予想されます。
(国土交通省「第12回BIM/CIM推進委員会 資料1 R6.7.26 」より抜粋)
一方で、BIM/CIMの活用については、以下の課題も指摘されております。
・3次元モデルを作成する労力が大きい。
・現状では、2次元図面とBIM/CIMモデルの両方を作成する必要があり、設計内容の修正・見直しの際に両方を修正する手間が生じる。
・BIM/CIM関係の基準要領が多くあり、目的に応じた仕様を把握するのが大変。
(国土交通省「第12回BIM/CIM推進委員会 資料1 R6.7.26 」より抜粋)
株式会社エスイーの持つ土木・建設分野での知見・ノウハウとグループ会社の株式会社アンジェロセックとベトナム子会社であるVJECが持つ高いBIM/CIM技術を最大限に活用します。
エスイーのBIM/CIM支援サービスを活用いただく具体的な利点は以下の通りです。
〇高品質
各分野の基準・要領等を把握した当社技術スタッフがお客様から要望を伺います。その後モデリングに精通した技術者が作業を行い、照査を経て成果品をお客様に納品します。
〇 時間とコストの縮減
グループ間、子会社との緊密な連携により業務プロセスを最適化し、お客様の希望納期を厳守いたします。また、多くの時間を要するモデル化などの作業はベトナム子会社の技術者が担当するため、低コストでの対応が可能となります。
〇 幅広い支援
土木、建築、設備の各分野での対応が可能です。
また、3Dモデル化だけでなく、3Dモデルの2D化、干渉チェック、復元図作成、数量計算、Dynamoによる自動作図、自動設計プログラムの提供などの対応も可能です。
【ご支援内容の例】
- 点群データ処理、3Dモデル化
- 2Dモデルの3D化
- 設計、施工BIMモデルの作成
- BIMデータを活用した3D映像の作成
- 自動設計プログラムの作成 など
【対応ソフトウェア】
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Autodesk製品全般
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Navisworks
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InfraWorks
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Lumion
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Rebro
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Tfas
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Tekla ほか
具体的な対応例については、以下をご参照下さい。
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社エスイー 工務部
担当窓口:竹家
TEL:03‐5321‐6516
e-mail: koji_takeya@se-corp.com
株式会社エスイー BIM/CIM専用問い合わせ
bimcim@se-corp.com