エスイーグループは、長年協力関係にあるフランス企業とのネットワークにより、アフリカのフランス語圏に強みを持つとともに、近年発展が著しいベトナムや韓国などのアジア諸国へも積極的に事業を展開しています。

ベトナムでの事業展開

ベトナムにおける事業拠点であるVJECを中心にエスイーおよびアンジェロセックが連携し、エスイーグループの技術やノウハウを生かした包括的な事業提案を行っています。現在は、ハノイとハイフォンを結ぶ高速道路の施工監理業務を多国籍企業連合で実施しているほか、斜張橋のデザインチェック業務や土砂災害防止のための法面対策調査設計業務などが進行中です。引き続き、東南アジアを中心に事業を積極的に展開してまいります。

韓国での事業展開

エスイーの技術やノウハウを導入し、韓国の防災事業の発展に寄与すべく設立されたK-SECと連携し、プロジェクトの発掘および獲得に注力しました。2012年に開通した華明大橋への斜材提供および架設業務の実施は、エスイーの斜材を利用した初めての海外大型物件であり今後の海外進出の第一歩として重要なプロジェクトとなりました。

アフリカでの事業展開

フランスのアンジェロップ社とのつながりから、アフリカでも特にフランス圏に強みを発揮して、事業を展開しています。近年では、北アフリカでの地方都市水環境改善事業準備調査や環境プログラム無償(水技術)準備調査を受注するなど、人的開発事業や道路・交通セクターの開発事業だけにとどまらず、水や環境事業などの案件も新たに手がけています。