わが国は国土の約7割が山地で占められており、地形・地質的にがけ崩れが発生しやすく、台風や梅雨、局地的豪雨などによる土砂災害も多発しています。また、港湾・漁港施設や宅地盛土などにおいても地震時の危険性が指摘され、そのたび人々の生活が危険にさらされています。環境防災事業では、このような災害から人命や財産を守るため、様々な技術を提供しています。

業界初の技術を基に進化するSEEEグラウンドアンカー

グラウンドアンカー工法とは、地中の硬い岩盤層と軟らかい地表面とを高強度の引張材(=アンカー)で連結させ、引張り力を利用して締め付けることで、土砂災害の防止や地盤補強のための工法として、主に斜面安定、構造物の転倒・浮き上り防止などに用いられます。
そのなかでもエスイーの開発した「SEEEグラウンドアンカー」は、定着具にナットを使用することで耐震性を持たせ、またケーブルに完全二重防食を施していることにより耐久性も向上したため、これまで一時的な補強手段としての使用が多かったアンカー工法において、長期的な使用を可能にしました。

また、近年では地すべり対策だけでなく、例えば、港湾漁港や橋、宅地盛土などに対する耐震補強、鉄塔基礎の補強、さらに砂防えん堤(ダム)など、その用途は年々広がりを見せています。