経営を動かす「会計のプロ」になる。
経理部 宮本裕之

全体を見渡せる、ちょうどいい規模の会社。

実は大学を卒業するとき、別の会社からシステムエンジニアとして内定をもらっていたのです。けれど「電子工学だからSEなんて、安易な進路でいいのか?」という疑問が大きくなりました。そんな時、以前から興味のあった「企業の経営」について調べている内に、会計の面白さに強く惹かれました。そして、いつしかこの道で生きていこうと思うようになりました。また、できればモノづくりをしている企業で、ナマの数字と向き合いたいと、就職先選びを進めました。
エスイーという社名は初耳でしたが、海外展開をしているメーカーでありながら大き過ぎない。全社を見渡せる「ちょうどいい大きさ」で、ここでならいろいろな経験ができるのでは、と入社を決めました。
その予想は、間違っていませんでした。

 

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原価分析を改善。何でもできる環境に感謝。

仕事のメインは、有価証券報告書の作成です。社内向けの月次決算を行い、3ヶ月ごとに報告書をまとめます。昔なら年度末だけだった決算が年に4回もあるわけで、けっこう忙しいですね。
ずっと伝票をチェックする日もあるし、関連会社に取引内容問い合わせて終わる日もありますが、重要なのは数字合わせでなく、「会社の業務にふさわしい会計処理が行われているか」を見定めることです。エスイーは、土木建築用のケーブルを受注生産している会社ですから、大量生産型のメーカーとは会計の方法も違うのです。
たとえば、すべてが特注品だから原価率も製品ごとに異なります。会計上は、一律の「見なし原価率」で処理しますが、最近のように原油価格や材料費が大きく変動すると、実体と会計にズレが生じてしまいます。それが気になった私は上司に提案し、原価率を変動させる仕組みが取り入れられました。
これは一例で、想像通り幅広い仕事を任され、自由に意見を言えています。この環境を活用して多くの経験を積み、経営につながる提言のできる「会計のプロ」を目指したい。ここでなら、できると思います。

 

私の仕事とエスイーの商品・技術

オーダーメードで作られる、信頼性の高いケーブル

私の仕事は直接製品とは関係ありませんが、一本一本が完全受注生産されるSEEE(エスイー)工法用ケーブルは、会計的にもイレギュラーなケースが発生しやすく、経理泣かせです(笑)。しかし性能は、社団法人土木学会「PC工法設計施工指針」に規定されている優れた技術と豊富な実績を持つ、信頼性の高いケーブルです。発注に合わせて工場で正確な長さに加工されるので、そのまま配置すればよく、施工性も抜群です。